減資の効果について
「減資」と聞いて皆さんはどのようなイメージをもたれるでしょうか?
会社規模の縮小、経営不振を連想させ、マイナスのイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし以下のような経営上の悩みを減資することで解決できる可能性があります。
- 業績悪化により利益が出ていないが、株主に配当を出したい。
- 資本金が大きいため余分に払っている税金(外形標準課税)を節税したい。(注1)
- 中小企業者に認められている税務上のメリット(※)を享受したい。
- 欠損金を抱えた決算書の見栄えを良くしたい。
etc……
(注1)所得は多いが資本等の金額が小さい法人など、ケースによっては外形標準課税の
適用により事業税の負担が小さくなることもあります。
※税務上の中小企業者(資本金1億円以下)に認められている税務上のメリットには次のようなものがあります。
- 年800万円以下の所得に対する法人税率の軽減
- 交際費の損金算入(限度額、一部損金不算入あり)
- 同族会社の留保金課税の適用除外
- 欠損金の繰戻還付
- 30万円未満の少額減価償却資産の全額損金算入(限度額あり)(注2)
- 中小企業投資促進税制等の優遇措置(注2)
(注2)資本金1億円以下であっても適用されない場合があります。
減資による効果についてご検討中の経営者の方、琴税理士事務所が全面的にバックアップ
しますので、お気軽にご相談ください。